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北海道日本ハムファイターズ、本拠地移転か

 プロ野球の北海道日本ハムファイターズが、本拠地を札幌ドームから移し、自前で球場を建設する構想を進めています。

 札幌ドームは札幌市と道内財界各社が出資する第三セクター・株式会社札幌ドームが運営管理を行っています。日本ハム球団は試合の度に使用料を支払っているのですが、その額は基本使用料や清掃代、警備代など合わせて年間約24億円。更に広告看板代も球団が2億5千万円で買い取っているため、年間の支払額は26億5千万円に上ります。これは全選手の年俸総額27億円とほぼ同じで、球団経営の大きな負担となっていました。しかもドーム内の飲食店の運営、売上げは、すべてドーム側で、球団グッズの直営販売も行えない制度。球団側は公式・非公式に使用料の値下げや運営権の一部譲渡を札幌ドーム側に訴えてきましたが、札幌ドーム側は全て拒否。それどころか、2016年からは使用料の値上げを通告し、遂に球団が本拠地移転を決意したようです。

 構想では、新球場は天然芝グラウンドの野球専用で3万人を収容。大型商業施設も誘致して「ボールパーク」にし、大規模な国際イベントを開く会議場を併設する案もあると言うことです。

 新球場の総工費は開閉式ドームにするかどうかで200億~500億円と幅を持たせるとしています。しかし、一番の問題は候補地。北海道大学構内(札幌市北区)、北広島市が整備を検討している「きたひろしま総合運動公園」予定地、札幌市の真駒内地区(南区)などが候補に挙がっていますが、北海道大学は札幌駅に近いものの用地が狭く、きたひろしま総合運動公園の予定地は広いのですが札幌中心部からも、JR北広島駅からも離れています。また、真駒内地区は札幌市が26年に誘致を目指す冬季オリンピック会場整備との調整が必要です。