Archive for 4月, 2013

浪速のロッキーが新人勧誘

昨年10月に活動を再開した近畿大学ボクシング部員らが8日、大阪府東大阪市の同大学キャンパスで、新入生の勧誘を行い、同部OBで総監督を務めるタレントで元プロボクサーの赤井英和さん(53)も駆けつけ、部員とともに通りすがりの学生に「一度練習を見に来てください」「強くする自信はあります」とアピールしながら、手作りのチラシを配布しました。
赤井さんは、「文字通り一からやっていかなあかん。強くなるだけじゃなく、一生付き合える素晴らしい仲間に出会える部にしたい」と話しています。

近畿大学ボクシング部は、かつて関西で無敵を誇り、全日本学生王座決定戦を11度制するなどの記録を持ちます。1968年のメキシコ・オリンピック銅メダリストの森岡栄治や、アマチュアとプロでともに日本王者に君臨した辻本章次、元世界王者の名城信男などの名選手を輩出したボクシングの名門として知られていました。しかし、2009年6月に部員2名が、パチスロ費用や生活費を理由に十数件の路上強盗を繰り返して事が発覚。強盗容疑により大阪府警に逮捕されたことを受け、同学は社会的責任を明確にするため、同部を廃部にしていました。

赤井英和さんも近畿大学ボクシング部出身。プロボクサーとしては、ジュニアウェルター級全日本新人王を獲得、当時の日本記録であるデビュー以来12試合連続ノックアウト勝ちという快挙を成し遂げ、「浪速のロッキー」と呼ばれた人気選手でした。しかし、1985年2月12日に行われた大和田正春との試合で第7ラウンドKO負けの後、急性硬膜下血腫、脳挫傷で意識不明に陥り、回復後現役を引退していました。