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脱北1万人の情報、北へ流す

21日付の東亜日報(韓国紙)によると、脱北者1万人の個人情報を北朝鮮に流出させた疑いで、韓国の情報機関・国家情報院が脱北者のソウル市職員を逮捕したそうです。

東亜日報によると、この職員は30歳代で、北朝鮮では外科医でしたが2004年に脱北。2011年6月に脱北者支援を行うソウル市福祉政策課の職員となり、家庭訪問などで得た情報を北朝鮮の情報機関である国家安全保衛部にインターネットなどを使って流したとみられているそうです。
スパイ行為の証拠をつかんだ国家情報院が身柄を確保しようとしましたが、男は捜査の手が伸びていることに気づいて国外に逃亡しようと行方をくらませた、身柄を確保したときは逃げる寸前だったということです。

現在韓国在住の脱北者は約2万4600人ですから、その4割の情報が北朝鮮に流れた可能性があります。脱北者の中には、脱北を装ったスパイが相当数いると言われており、偽装脱北者による暗殺未遂などもあるとか。韓国と北朝鮮はあくまで休戦中であり、朝鮮戦争は終わったわけではありませんし、北朝鮮はご存じの通りの国ですから当然かも知れませんが。

財政の崖、上院が関連法案可決

アメリカ上院議会の与野党は日本時間1日午前、2013年の年明けから過度な緊縮財政による景気悪化が懸念された「財政の崖」の回避策で合意しました。
焦点だった所得税を中心とするブッシュ減税の取り扱いについて、世帯年収が45万ドル超(約3900万円)の富裕層向けは打ち切って増税とし、1月2日から1.2兆ドルの歳出を強制削減する制度は2か月間凍結することで合意しました。

上院本会議は1日未明、89対8の賛成多数で関連法案を可決し、これを受けて下院が1日に審議入りします。そして下院で可決されれば、その後オバマ大統領が署名して成立する事になります。
財政の崖から転落すれば、5000億ドルの緊縮効果が生じて、アメリカは2013年にマイナス成長に陥るとされており、世界経済の巨大なリスクとされていました。

最悪の事態は回避されたようです。EUは債務危機で、中国もバブルが弾ける一歩手前、この上アメリカが財政の崖に落ち込めばいよいよ世界恐慌だったかも知れません。

2020年に新たな大型火星探査車

NASA(アメリカ航空宇宙局)は4日、2020年に大型火星探査車を打ち上げると発表しました。これは現在火星を探査中の無人火星探査車「キュリオシティ」に続くものです。

詳細はまだ決まっていませんが、NASAは火星の土や岩を地球に持ち帰る”サンプルリターン・ミッション”のための第一歩にしたいようです。そのミッションのために適した着陸地点を探すことも、キュリオシティの任務の一つです。
キュリオシティの開発費は総額で約25億ドルと言われていますが、新しい探査車はキュリオシティの技術を活用し、大幅に経費削減する予定という事です。

キュリオシティは、火星探査ミッション用宇宙船マーズ・サイエンス・ラボラトリーに搭載された火星探査機ローバーの愛称で、9000件以上の案の中からカンザス州に住む12歳の少女の提案が採用された物です。
プルトニウム238の崩壊熱を利用する原子力電池(RTG)を使用し、2年間の活動期間の間に、最低でも19kmの距離を移動し、探査活動を行う予定。