Archive for the ‘事件・裁判’ Category

田中直紀、書類送検

 7月の参議院選挙で落選した田中直紀・元防衛相(76)と陣営関係者2人が、公職選挙法違反(法定外文書の頒布)の疑いで新潟県警に書類送検されたそうです。

 容疑は中央選挙管理会に届けていない文書を複数の有権者に郵送した「法定外文書の頒布」だと言う事です。

 田中直紀氏は、内務官僚で自由党衆議院議員だった鈴木直人を父親に持ち、慶應義塾大学法学部政治学科を卒業後日本鋼管に入社。1969年に田中角栄の長女・田中眞紀子と結婚して田中家に婿入り、1983年の第37回衆議院議員総選挙に自由民主党公認で出馬して初当選。宇野内閣の外務政務次官をつとめ、第2次森改造内閣では農林水産副大臣に就任。

 政界の実力者、田名角栄の娘婿で、選挙区も田名角栄の地盤である新潟選挙区に移した事で政治家としての地位は安泰かと思われましたが、妻である田中眞紀子の政界進出が事態を一変させます。

 真紀子が政界のトラブルメーカーとして次々問題を起こすため、直紀氏の自民党内でも立場も微妙となり、真紀子の自民党離党に続いて2009年に直紀氏も自民党を離党。その後民主党に所属するも、夫婦揃って大臣就任後に問題行動を繰り返し、すっかり有権者の信用を失い2016年7月の参議院選挙で落選しました。

 防衛大臣として知識のなさ、対応のまずさを何度も指摘され、マスコミからは「野田政権の爆弾」と揶揄され、問責決議案まで提出されて結局退任。最後は落選と公職選挙法の違反。真紀子に振り回された部分はありますが、それも含めて本人の器の問題でしょう。

ナバーロ容疑者、釈放

 拳銃の実弾1発を所持していたとして、21日に銃刀法違反で現行犯逮捕された千葉ロッテマリーンズのヤマイコ・ナバーロ選手が那覇地検に送検され、同日証拠隠滅と逃亡の恐れがないと判断して釈放されました。

 午後7時半過ぎに豊見城署の玄関に姿を現したナバーロ容疑者は、球団関係者とともに深々と頭を下げ、球団の通訳を介して「本当にご迷惑をおかけし、申し訳ありませんでした」と謝罪しました。

 ナバーロ容疑者は21日の午後7時10分頃那覇市の那覇空港国内線旅客ターミナル内の検査場で、拳銃の実弾1発をショルダーバッグに隠し持っていたとして銃刀法違反で現行犯逮捕されました。ナバーロ容疑者は「ドミニカでは(銃弾所持は)合法で、カバンに紛れて入っていた」と供述、容疑を認めていました。

 球団幹部は本人から事情聴取を行い、出場停止などの処分を決めるとしています。

 2010年にも、中日ドラゴンズのネルソン投手が実弾を所持した疑いで沖縄県警に逮捕、嫌疑不十分で不起訴となった事がありました。その時中日球団は出場停止3ヶ月の処分を下しており、今回も同様な処分になると見られます。

インデックス会長と社長を逮捕

 東京地検特捜部は28日、経営破綻したゲームソフト制作会社「インデックス」(東京都世田谷区)が粉飾決算をしたとして、金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の疑いで、同社会長の落合正美容疑者(54)と妻で社長の善美容疑者(48)を逮捕しました。落合容疑者は容疑を否認していると言うことです。

 インデックスは1995年に設立され、その後積極的なM&Aでアニメーション制作会社のマッドハウスや、ゲーム制作会社のアトラス、玩具メーカーのタカラ、NECインターチャネル、日活等を次々に傘下に収め、ピーク時には100社以上の企業グループを形成していまし。
 2002年にはタカラ(現タカラトミー)などと共同開発した犬とコミュニケーションが取れるおもちゃ「バウリンガル」がイグノーベル賞を受賞。ITバブルの波に乗って急成長を遂げましたが、その後メーンバンクだった日本振興銀行が破綻し債権の大半が焦げ付くなどして業績が急速に悪化。粉飾決算が行われたとされる2012年8月期決算まで、5期連続で赤字を計上。昨年6月に東京地裁に民事再生法の適用を申請していましたが、地裁は民事再生手続きの廃止を決定。今後、破産手続きに入る見通しです。