ドゥテルテ大統領、ヒトラー発言を謝罪

 フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領は2日、自身をヒトラーになぞらえた発言について、「ユダヤ人が殺害された記憶を汚す意図はなかった。心から謝罪する」とコメントを出しました。

 ドゥテルテ大統領は、麻薬中毒者など10万人を殺害してフィリピンから麻薬犯罪を撲滅するとした「麻薬撲滅戦争」を公約に掲げて大統領選に圧勝。就任以来、3ヶ月で3000人が殺害されていると言われます。

 そして9月30日、ベトナム訪問から帰国したドゥテルテ大統領は、地元のダバオで行った演説で「ヒトラーは300万人のユダヤ人を虐殺した。(フィリピンには)現在300万人の麻薬中毒者がいる。私は喜んで彼らを虐殺しよう」と語り、さらに「少なくともドイツにヒトラーが現れたのだから、フィリピンにも現れるだろう」とも述べ、ドイツとアメリカ両政府、そしてユダヤ人団体から批判されていました。

 ダバオ市長の頃は過激発言もそれほど取り上げられることも無く、問題になっていませんでしたが、大統領になれば話は別。その発言は世界中に報道され、多くの批判を受けるのは当然。所が、本人にその自覚が無く、大統領になっても市長時代の感覚で過激発言を続け、その度に大騒ぎなる繰り返しです。

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