紀平梨花、逆転優勝でGPファイナル出場決定

 フィギュアスケートのグランプリシリーズ第6戦、フランスカップが24日(日本時間25日)に女子フリーが行われ、紀平梨花(16)が優勝しました。

 紀平は第4戦のNHKカップでグランプリシリーズ初出場で初優勝、しかもシニアデビュー1年目の16歳で優勝は浅田真央を超える記録でした。今回の優勝でグランプリシリーズ2連勝となり、シリーズ上位6人で争われるグランプリ・ファイナルへの出場決定です。

 紀平は前日のショートプログラムで冒頭の3回転半(トリプルアクセル)が1回転半になるミスで0点となってしまいましたが、67.64点で三原舞(19)に次ぐ2位につけ、この日のフリーではバランスを崩しながらも着氷、138.28点で1位となり、合計205.92点で逆転優勝を飾りました。

 これでグランプリ・シリーズは6戦全てが終了、グランプリ・ファイナルへの女子出場者は紀平梨花、宮原知子、坂本花織、ザギトワ(ロシア)、トゥクタミシェワ(ロシア)、サモドゥロワ(ロシア)の6人に決定。何と日本とロシアからそれぞれ3人の、日本対ロシアの対決となりました。

国連が現金不足

 国連のグテレス事務総長が、「現金が底をつきそうだ」とする、財政難を訴える書簡を職員に送っていたことがわかりました。

 原因は分担金を支払っていない加盟国が多数あることで、その数は加盟193カ国中81カ国にのぼります。その多くはアフリカ諸国、内戦が続くシリアや経済制裁を受けているイラン等の中東諸国。そして、同じく経済制裁を受けている北朝鮮等の経済力が弱い国。しかし、実は世界一の経済大国アメリカも分担金の支払いを延滞し続けています。

 グテレス事務総長は加盟各国に、期限通り分担金を納めるよう求めていますが、独立国家に対して強制力はありませんし、支払わないことに対する罰則もありません。そして、分担金を期限通り満額納めても特典があるわけでもない。完全に、正直者が馬鹿を見る状態となっていますから、ますます支払いが滞ってしまいます。

 日本は毎年満額納め続けているのですが、未だに国連では敗戦国の扱い。この状況、上手く利用すれば、と思いますが、日本は伝統的にそう言った駆け引きが苦手。多分なにもできないでしょう。せめて、他の国の分まで負担させられないようにして貰いたい。

高畑勲さん死去

 「天空の城ラピュタ」や「風の谷のナウシカ」でプロデューサーを務め、「火垂るの墓」や「平成狸合戦ぽんぽこ」の監督としても知られる高畑勲さんが5日、肺がんのため亡くなりました。82歳でした。

 高畑さんは東京大学文学部仏文科卒業後、東映動画に入社。「狼少年ケン」や「太陽の王子 ホルスの大冒険」で演出を務め、その後Aプロダクション(現シンエイ動画)に移籍。そこで宮崎駿と共にルパン三世の演出を担当。ズイヨー映像では「アルプスの少女ハイジ」「母をたずねて三千里」等を演出、「じゃりン子チエ」えはチーフディレクターを務めました。

 その後「風の谷のナウシカ」でプロデューサーを務め、宮崎駿にスタジオジブリの設立を提案、自らも設立に参加して天空の城ラピュタではプロデューサーを、「火垂るの墓」や「おもひでぽろぽろ」、「平成狸合戦ぽんぽこ」、「ホーホケキョ となりの山田くん」、「かぐや姫の物語」で監督を務めました。

 宮崎駿の東映動画時代の先輩であり、長年の盟友でもありました。宮崎駿にとっては特別な存在で、恐らく高畑勲がいなければ、今の宮崎駿はいなかったでしょう。